D.O.S

魚津を代表する郷土料理といえば、北前船文化由来の昆布締め。家庭では牛肉や鶏肉、野菜や山菜まで昆布締めに。そんな郷土料理の昆布締めに合う=“日本のうまみ文化に向き合う”がコンセプトの白ワインです。2年目となる2023ヴィンテージは、2022年と同様に4種の食用ぶどう品種、シャインマスカット、巨峰、ピオーネ、ヒムロッドシードレスを混醸しています。飲み口の柔らかさとぶどうの持つ果実感があふれるワインです。

-飲み頃温度
8~10℃
-グラスのペアリング
リーデル社のヴィオニエ/シャルドネがマッチします。

ワインペアリング 3つの視点

KANATA WINERYのワインを、ソムリエ、郷土料理、醸造責任者3つの視点の“ペアリング”

-ソムリエ・エクセレンスの視点
イタリアサルデーニャのヴェルメンティーノを想わせる柑橘系の香り、フレッシュな酸味と果実味に、アフターでのほのかな苦味は…ブイヤベースやアクアパッツア、白身魚のカルパッチョ。塩との相性が特にいいので、白身魚の塩焼きやフライ、焼き鳥や唐揚げの“塩”に。
-富山の郷土料理
すり身揚げ、トヤマエビの塩麹あえ、げんげのお吸い物。
-独断と偏見に満ちた醸造家土井の視点
焼き鳥は“断然塩で食べる派”なので、焼き鳥の塩に是非。寿司でも刺身でもサヨリを好んで食べますが、繊細な白身のサヨリにはD.O.Sしかないかな。また無類のパスタ好きなので、アンチョビ入りのペペロンチーノに合わせたいです。

醸造 Spec

タイプ
品種
シャインマスカット58%、巨峰23%、
ピオーネ15%、ヒムロッドシードレス4%
(原料重量比)
樹齢
15~40年生
栽培方法
平棚における自然形長梢栽培
収穫日
2023年9月9~13日
発酵・熟成
ステンレスタンクにて11℃程度の低温で3週間かけて発酵。発酵終了後、ステンレス樽で約5ヶ月熟成し、びん詰め。
製造本数
1,090本
分析値
アルコール:12.2%
pH:3.8

Tenjinyama,Uozu

Tenjinyama,Uozu