ワインペアリング 3つの視点
KANATA WINERYのワインを、ソムリエ、郷土料理、醸造責任者3つの視点の“ペアリング”
- -ソムリエ・エクセレンスの視点
- フランスロワール地方ソミュールの赤ワインを想起させる、軽やかさと華やかさ。ロワール川といえば、秋の味覚サケのグリエが有名なので、サケカマスの塩焼きと合わせたい。家庭料理なら「白系肉」で豚か鶏肉がよく、豚肉のしゃぶしゃぶ、鶏の唐揚げはオススメ。
- -富山の郷土料理
- サクラマスのグリエかコンフィ、揚げすり身、鶏ささみの昆布締め。
- -独断と偏見に満ちた醸造家土井の視点
- 無類の蕎麦好きですが・鴨汁蕎麦をすすりながらのD.O.Aは、蕎麦つゆを昇華させてくれます。仏ロワールといえばブロシェ(川カマスの一種)のクネル(すり身)が代表料理なので、是非とも魚津の「揚げすり身」と合わせたいです。
醸造 Spec
- タイプ
- 赤
- 品種
- カベルネフラン79%、メルロ21%
- 樹齢
- カベルネフラン5年生、メルロ6年生
- 栽培方法
- 簡易雨除け付き平棚・短梢栽培
- 収穫日
- カベルネフラン 2023年9月10日
メルロ 2023年8月31日、9月1日 - 発酵・熟成
- 10日程度コールドマセレーションを行った後、発酵。
発酵終了後、木樽(新樽率50%)で約5ヶ月熟成し、びん詰め。 - 製造本数
- 797本
- 分析値
- アルコール:12.0%
pH:3.7
D.O.Aの「A」はフランス語 Assemblage(アッサンブラージュ)のA。日本を代表する“飲み屋街文化”を有する魚津市。市内の飲食店では「最初から赤」のお客様リクエストも多く、その「声」に応えるカタチでうまれたブランド D.O.A。カベルネフランを主体にメルローを繊細にブレンドしました。セパージュは、カベルネフラン79%、メルロ21%。