ワインペアリング 3つの視点
KANATA WINERYのワインを、ソムリエ、郷土料理、醸造責任者3つの視点の“ペアリング”
- -ソムリエ・エクセレンスの視点
- 「山」と「海」の両方を持ち合わす、イタリアシチリアロゼのような、軽やかでありながら飲み応えのあるロゼワイン。シチリアはイタリアで最も多い漁獲量を誇っており、山海だけでない魚津との共通性が。ゆえに合わせる料理は、カポナータ(野菜のトマト煮)、ポテトコロッケ、ナスとチーズのオーブン焼き。
- -富山の郷土料理
- 鹿肉のシチュー、猪のしゃぶしゃぶ、サス(カジキマグロ)の料理。
- -独断と偏見に満ちた醸造家土井の視点
- 刺身代わりに(笑)食べている合鴨のスモークを前菜に、メインはお好み焼き(イカとタコは必須)に合わせたいですね。それとスパゲティのミートソースやナポリタンには欠かせない山のロゼです。
醸造 Spec
- タイプ
- ロゼ
- 品種
- メルロ100%
- 樹齢
- 6年生
- 栽培方法
- 垣根式コルドン仕立て(一部ギヨ)
- 収穫日
- 2023年9月1日
- 発酵・熟成
- 12日間のコールドマセレーションの後、搾汁し、ステンレスタンクにて11°C程度の低温で約50日かけて発酵。木樽(約60%)及びステンレス樽で4ヶ月熟成後、びん詰め。
- 製造本数
- 1,061本
- 分析値
- アルコール:12.3%
pH:3.9
峻険な立山連峰を眼前に眺める魚津市は、ツキノワグマ、イノシシ、ニホンジカなどのジビエ類も食の代表です。その山の恵みに“寄り添う”ロゼワインをコンセプトにしています。
ぶどうは、KANATA WINERYの中では数少ない垣根栽培のメルロを使用し、コールドマセレーションの後、圧搾して発酵させています。ジビエだけでなく、野菜や山菜、薬膳料理にも合わせたいロゼワインです。